いきいきについて
いきいきの成り立ちと、教室で大切にしていること。
いきいきの原点
はじまりは約50年前。大学を卒業した鳥越先生が、最初の仕事として、ある保育園でアルバイトを始めたときのことです。
当時は「就学猶予」という制度があり、重い障害のある子どもは学校に通うことを免除されていました。その保育園に、今でいう重度の自閉スペクトラム症の男の子がいました。言葉は話せず、思いどおりにならないときの怒りだけが、彼の感情の表し方でした。鳥越先生は、その子の送り迎えと、園での付き添いを担当することになりました。
ある日の登園の途中、鳥越先生がふと物陰に隠れると、男の子は先生を探しはじめ、見つからないと悲しそうな顔をしました。姿を見せると、体をバタバタさせて喜びました。それが、彼が初めて見せた悲しい顔と、笑顔でした。その日から、男の子は先生の手を離さなくなりました。
鳥越先生が保育園を離れたあと、遠足の集合写真を見た男の子は、先生を指さして「トリコチ」と何度も言ったそうです。それが、彼が初めて話した言葉でした。
どんな子でも、感性に訴えかければ、きっと変わっていく。
この経験が「いきいき」の原点です。障害のある子に限らず、さまざまな問題をかかえる子どもたちにも通じる考え方として、今も教室の真ん中にあります。
進学塾から、小さな塾へ
鳥越先生は30年以上、進学塾で受験指導に携わり、多くの生徒を国公立大学や早慶などの私立大学、翠嵐・緑ヶ丘などの高校へ送り出してきました。
一方で、画一的な授業には割り切れない思いがありました。優秀な子はもっと伸ばしたい。ふつうの授業では埋もれてしまう子も、しっかり育てたい。一人ひとりを見ていきたい。その思いから独立し、20XX年に戸塚区平戸で小さな塾を開きました。開いた当初から、幼稚園児から高校生まで30人あまりが集まりました。その後、井土ヶ谷にも教室を開いています。
2人の先生が引き継いで
今は、鳥越先生のもとで子どもたちと向き合ってきた2人の先生が、教室の運営を引き継いでいます。「一人ひとりの子どもたちを見ていく」という考え方は、これからも変わりません。
塾の想い
子どもたちは、成績の伸び悩みをはじめ、それぞれに課題をかかえています。いきいきは、その課題を乗り越えようとする子どもたちのがんばりを応援する塾です。一人ひとりがかかえている問題を、一緒に克服できる場所でありたいと考えています。
教室で大切にしていること
- オープンスペース
- 学年の区切りをなくし、教室を開かれた空間にしています。授業以外の時間でも、講師が必要に応じてすぐ子どもたちのそばに行けます。
- 楽しくも、厳しく
- 楽しいだけの授業はしません。教室には笑い声もあれば、ときには泣き声も聞こえます。泣くのは先生が怖いからではなく、子どもたちが今の自分を知るからです。そうした経験を通して、子どもは成長していきます。
- 講師指導会議
- 毎週、指導会議を開き、生徒一人ひとりの学習状況と指導方法を話し合います。泊まりこみの会議をすることもあります。講師も、生徒以上に努力しなければならないと考えています。
- 少人数制と無料補講
- 原則として学力別のクラス分けはせず、1クラスは8名以下。宿題や課題は一人ひとりの学力に合わせて変えます。授業についていくのが難しいときや特別な指導が必要なときは、通常授業とは別に個別補講を行います。補講は原則無料です。
- 個性児支援
- 一人ひとりに合わせた指導計画を立てます。発達障害のあるお子さまも、障害を個性のひとつとしてとらえ、その子に合った指導をしています。開塾以来、インクルーシブ教育実践推進校を含め、多くの生徒を高校進学まで送り出してきました。不登校やLD傾向のお子さまの学習支援も行っています。くわしくはご相談ください。